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2022年11月17日 ディボーション

エゼキエル書29章


 主は、エジプトに対する厳しい裁きを宣告されている。

 エジプトの王ファラオは、「川は私のもの。私がこれを造ったのだ」と言って傲慢になっていた。それに対して主は、ファラオを川の中に横たわる巨獣にたとえて、捕らえられて、神のさばきが及び、地が荒れ果てて廃墟となる。そして、ツロを攻撃したバビロンの王ネブカドネツァルの支配下に置くことに成功したのである。


 ここで述べられている川は、ナイル川をさしている。ナイル川とは古代四代文明の成立した場所と言われている。古代四代文明とは、エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、中国文明の四つである。ナイル川は、毎年氾濫を起こし、この間、人びとは堤防の上で非難生活をしたと言

われている。洪水が治まると戻り、川の運んでくれた土に11月に種をまき、3月4月に収穫をした。このようにめぐみをあたえてくれるナイル川を、人びとは「ハピ神」として敬い、感謝して暮らしていたといわれた。 古代ギリシヤのヘロドトスがその著「歴史」において、「エジプトはナイルのたまもの」と言っているとおり、ナイル川の定期的な反乱によって形成された肥沃な土壌がエジプト文明を形成した。また人々はナイルの水を利用した灌漑農業を発展させたと述べられている。

 傲慢になってしまうとこのようなナイル川を、「川は私のもの。私がこれを造ったのだ」と平気で言えるのである。それに対する神の厳しい裁きの宣告は、ナイル川の所有者、創造主はファラオではなく、主なる神であることを明らかにするためである。神は、いつでも義なるお方である。すべてを創造されたのは神ただお一人である。


祈り

主の御名をほめたたえます。神さま、御言葉をとおして傲慢になってしまうことがどれだけ大きな罪であるかを示してくださってありがとうございます。傲慢になってしまう時が多々にあります。どうぞお赦しください。このような時にも天上では、イエスさまがとりなしの祈りをして下さっておられることを心から感謝します。感謝し、委ねて、主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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