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2022年10月8日 ディボーション

使徒の働き17章


『イエス・キリストだけを語る』


 パウロたちの伝道旅行は続く。16章でパウロとシラスは、逆恨みからむち打ちの刑罰を受け、牢屋に閉じ込められてしまった。

 からだを痛めつけられ、足を縛り上げられた獄中で真夜中、パウロたちは神をあがめる賛美を歌っていた。他の囚人たちも賛美に聞き入っていた。

 すると突然大きな地震が起こり、牢屋の扉はぜんぶ開き、囚人たちの鎖は外れてしまった。囚人が逃げたと思った看守は、自らを責めて自殺をしようとした。パウロは看守を止めた。逃げ出した者は一人もいなかった。神さまにとどまっていたのだ。看守とその家族はすぐさまバプテスマを受けた。きっと囚人の多くも救われたことだろう。ハレルヤ!


 だけど伝道は山あり谷あり。17章では空振りの連続である。

 まずテサロニケ。例によってパウロは、ユダヤ人の会堂に行って安息日ごとに伝道をした。旧約聖書に基づき、だからイエスさまこそキリストなのですと。

 しかし大部分のユダヤ人は聞く耳を持たず、迫害された。一方で、多くのギリシア人や婦人たちがパウロに従った。

 追われるようにべレアに移動した。この町のユダヤ人たちは熱心に伝道を受け入れ、旧約聖書を調べながらイエス・キリストを信じた。

 そしてアテネへ。町が偶像でいっぱいなのを見て、パウロは「心に憤りを覚えた。」(16節抜粋)とある。イエスさまの使徒とはいえ、人の子。心身ともに相当タフな日々だったろう。

 それでもパウロは、「アレオパゴスの中央に立って言った。」(22節抜粋)

 街頭伝道をするほどに、福音に確信を持ち、イエスさまの十字架と復活を伝えることに燃えていた。

 パウロはアテネの人たちに対し、「宗教心に熱い方々」(22節抜粋)と心を寄せながら、言葉を選んで福音を分からせようと語った。そう思って語れば語るほど、アテネの人は理解してくれない。私たちの理解は有限だ。神さまは理解力を超えた無限のお方である。イエスさまの死からの復活を分かるように話しても、人間の力で分からせることはできない。アテネでは、ごく少数の人しか信仰に導くことができなかった。


 ではパウロの伝道は失敗したのか? それは断じてノーだ。私たちは、神さまに出会い、救われたことを話す。それを話した相手が、信じないで受け取らなかったとしても、それはパウロや私たちの責任ではなく、もはや神さまとその人の関係の問題だからだ。種はまいたのだ。あとは神さまと聖霊さまにおゆだねすれば良い。

「なぜなら私は、あなたがたの間で、イエス・キリスト、しかも十字架につけられたキリストのほかには、何も知るまいと決心していたからです。」(Ⅰコリント2:2)


 神さま、揺るぎないパウロの伝道に心打たれます。私も私の神さまを、イエスさまを、聖霊さまを語っていきます。私のことばは狭く有限ですが、神さまの無限さ、神秘的な余白を語っていきたいと願います。どうか導き、力をお与えください。

 イエスさまのお名前で祈ります。アーメン


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