使徒の働き16章
16章には、使徒パウロの2回目の伝道旅行が書かれています(シラスが同行/使徒15:40)。前の伝道旅行で開拓した教会訪問でもあり、個々の教会は、パウロ達との再会で強められ、日々大勢の人が救われていきました。
アジアまで行く計画も、アジアの北にある小アジア地方にも向かおうという試みも、聖霊がそれを許さず、トロアスから海を渡りピリピに行き、その後マケドニアに進みます。
このピリピで、ルベヤという名の紫布の商人の婦人に会います。主は彼女の心を開いて、パウロの語ることに耳を傾けさせたとあります(14節)。そして、彼女も彼女の家族もバプテスマを受け自分の家に招待します。この彼女の家が拠点となりピリピに教会が建ちます。
ここで、ピリピに行く前に戻り、聖霊から許されず、方向転換をせざるを得なくなったパウロの一行の事を想像してみましょう。あなたならどうしますか? 神のご計画がわからなくても、自分が十字架で救われた事を足台にして立ち、十字架の主を無条件で受け入れれば、それが神の導きに人生を委ねるという事、そのような心にイエスキリストの愛が流れていきます。新しい神のお導きです。
全てをイエスキリストに委ね、神のみ心を常に求め、そしてその道を素直に歩んでいけるよう聖霊様助けてください。私の両手を固く握って離さないで下さい。主イエスキリストのみ名によって感謝して祈ります。アーメン
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