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2022年10月21日 ディボーション

hccnichigo

エゼキエル書 2章


 エゼキエルは、バビロンに捕囚として引かれた民の中の一人であり、祭司であった。彼が30歳の時、バビロンの地で神の預言者として働きを始める。

エゼキエル書の詳しい解説は、https://youtu.be/zhmzdIITI6I が参考になる。


 この2章は、エゼキエルのイスラエルの民に対する預言の働きの序章である。神は、エゼキエルに「あなたは、彼らに『神である主は、こう言われる。』と言え。」(4)と語られる。エゼキエルは、この神のことばに従って、預言者としての働きを開始するのだ。

 さらに「反逆の家だから、聞く聞かないに関わりなく、彼らは自分たちのうちに、預言者がいることを知らなければならない。」(5)と語られる。

 

 反逆に家に向かって語り続けるのは、しんどいことだ。聞かない相手に、それでもなお語り続けるのは楽ではない。

 ここに神の深い愛と忍耐を見る。愛することは、相手と関わりを持ち続けようとすることだ。愛がなくなれば、相手にここまで関わろうとはしない。神は、相手がどうであれ、たとえ耳を開かなくても、それでもなお語り続け、関わり続けてくださるのだ。


 この神の愛は、そのまま私たちに対しても注がれている。このお方は、私たちが神のことばに耳を閉ざしても、だからといって語るのを止める神ではない。それでもなお、語り続けてくださる神なのだ。

 願わくば、私たち自身が「反逆の家」ではなく「従順な家」になれるように。神のことばに耳を傾け、神に従う者になれるように、心から願い求める。


 天の父なる神さま

 あなたは、私たちが何度も何度も、神のことばに耳を閉ざしても、それでもなお語り続け、関わり続けてくださることを感謝します。

 どうか、私たちが「反逆の家」ではなく、「従順の家」となれますように。神のことばに耳を開くことができますように導いてください。

 主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


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