詩篇第五巻 147篇
147/150 の神様からのトレーニング
コロナウイルスの猛威はまだ止まらない。しかし、それに伴う2019年3月からの自宅 待機の間に始め未だに続いていることがある。日々のディボーションと筋トレだ。筋トレと言ってもバレエのバーを使ってストレッチをしたり小さな動きだが全身の筋肉を使 う初心者向けプログラム。始めはこんな運動で筋トレになるのか? と思ったが続けることが大切だと気付かされた。この詩篇は聖書の中で一番長い書物。そして146篇から150篇はハレルヤ詩篇と言われる。主を褒めちぎる賛美のオンパレード。まさにマラソン選手がゴール付近に到着して沿道の人から歓声を受けるように、私が今日まで神様の 恵みによってディボーションを継続できたことを感謝する賛美を歌わずにはいられな い。
日曜日の説教にもあったように、物理的に平和な日々を送っているように見えるが、 毎日が霊的な戦いの連続。悪魔の嘘に騙されて心蝕まれている人の言葉にイラッとさせられたり、腹を立てることがある。以前の私ならすぐに反論し、私の意見が正しいと言うエゴを押し通そうとしていた。
しかし神様からの心の筋トレのチャンスをいただいて あまり動揺しなくなった。昨晩も誰が聞いても理不尽と思える事を提案された。”空いた口が塞がらない”とはこの事だと冷静に状況を俯瞰する私がいた。それは神様の愛が 注がれているから俯瞰できたのだと,
ハレルヤ・アーメン! と心で叫んだ。
「主は心の打ち砕かれたものを癒し 彼らの傷を包まれる。」(3節)
「夕暮れには涙が宿っても 朝明には喜びの叫びがある。」(詩篇30:5)
17~18節に面白い表現がある。
「主は氷をパン屑のように投げつけられる。
誰がその寒さに耐えられるだろうか。
主がみことばを送ってこれらをとかし
ご自分の風を吹かせると 水は流れる。」
ずっとハワイに住んでいると冬の雪や氷柱の冷たさを忘れてしまう。それと同じで心もぬるま湯にばかり浸かっているとそれに甘んじてしまう。だから神様はヒヤッとするような事件を私に投げる。そしてその寒さは主が覆ってくださることのみで解決できる と言うことを御言葉によって気づかせてくださる。そのために、主が私に3節、そして 30篇の御言葉を与えてくださったのだろう。
日曜の説教の中で碓井真史(うすいまふみ)先生 (社会心理学者、新潟星稜大学大 学院教授。博士)のお話があった。親の愛、教師の力、友達の共感に乏しい人が犯す犯 罪の話。私は親の愛に恵まれず育った。しかし私にはそれよりも大きな父なる神の愛が 毎日注がれている。信仰によって主が私の父であると信じたその時、今まで父なる神様 が注いで下さった沢山の愛に気づくことができた。その素晴らしい福音を今日も沢山の人々に伝えたい。どうぞ神様、あなたの御使いとしてこの僕を用いて下さい。
【祈り】 天の父なる神様。今日もあなたの恵みのゆえに生かされ、赦され、用いられている事 を心から感謝いたします。あなたの恐れのない何者も脅かすことのない愛を受け取り、霊的な死から蘇った私をいつも強めてください。毎日霊的な戦いが起こっているとしても私の心はあなたから離れず、あなたにより頼みます。今朝もこのようにあなたと対話する 時間をいただいた事を感謝いたします。 イエス様のお名前と共に、この小さな祈りをあなたに捧げます。アーメン。
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