ヨハネの黙示録 9章
『額に神の印を持つ者』
高校3年の夏休み。住む家がなくなった時、「こんなのが人生のどん底というのか‥‥」と思っていた。しかし、本当はそんな簡単な事ではない事を学んだ。
9章では8章に続く、7つ目の封印に出てくる7人の御使いがラッパを吹いたらどうなるかが示されている。今回は5、6のラッパ。
特に6つ目のラッパを御使いが吹いたら、一つの星が天から地に落ちて(隕石落下のような感じか?)その星には、底知れる所に通じる穴の鍵が与えられたとある。星はサタンを象徴するらしい。そしてその穴の中にいるのは悪霊。
ルカの福音書にも登場する。
「悪霊どもはイエスに、底知れぬ所に行けと自分たちにお命じにならないようにと懇願した」(ルカによる福音書 8章31節)
穴を開くと煙に、イナゴが出てきた。このイナゴ、サソリのようなイナゴらしい。想像しただけでも痛そう‥‥。イナゴと言えばエジプト脱出の話に出てくるイナゴの話。穀物を食い荒らす。しかし、このイナゴは神様に草や木に害を与てはいけない。そして額に神の印を持たない人たちには害を加えて良い、と言われている。
患難の中にもまだ神様が私たちに悔い改めのチャンスを下さることが、この章から示された。
神様は最後の最後まで私たちを見捨てない。
今の時代、イナゴはコロナウイルスに値するのだろうか? 患難を通して、主はいつも私たちに気づきを与えてくださる。
そして主を信じて神の教えに歩む光の子として生きることを望まれる。
灰の水曜日には灰で十字架を額に書く。そんな印なのだろうか?きっと天国に行くと浮き出る神様の印なのだろう。
私は天国に着いた時に、その印が浮き上がるように主の教えにしがみつきたい。
●祈り
天のお父様。すぐに肉の思いに走る私ですが、患難を通していつも気づきを与えてくださりありがとうございます。そして、一人でも多く、額にあなたの印を受ける人が増えるよう伝道したいです。そのために、どうぞ私に知恵と勇気をお与えください。
イエス様のお名前を通して、感謝してお捧げいたします。アーメン。
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