ヨハネの黙示録 6章
『白い衣』
4章からキリストの再臨に至るまでにどんな事が起こるか、イエス様が預言をヨハネに語った。今日の箇所は7つの封印された書のうちの6つ目までの話し。 ヨハネは牢獄の中でイエス様にこの状況を見せられたそうだ。今で言ったら当たり前 のYoutube 動画のようなものだったのかもしれない。ヨハネの時代にそんなもの見せ られたら度肝抜かれるに決まっている。さらに4頭の色の違った馬まで登場。ありえない事だらけの映像をよくぞヨハネさんは書き記して下さった。獄中でも将来の信徒のた めに書き記してくださった事に心から感謝します。
「勝利の上にさらに勝利を得るために出て行った」(2節)平和の象徴、白い馬。
「地から平和を奪い去ることが許された」赤い馬 (4節)
「小麦1コイニクスが1デナリ」(6章) 1 ℓの小麦が給料1ヶ月分になるような飢 饉の象徴、黒い馬。
「剣と飢饉と死病と地の獣によって殺す権威が与えられた」(8節) 青ざめた馬。 第五の封印で殉教した者たちに白い衣が与えられた。
「天の星が地上に落ちた」ほどの天変地異が起こる第6の封印。
戦争、飢饉や疫病はこの6つの封印で表されているように一定期間をおいて繰り返さ れている。しかしこの中で希望の光が見える。
「彼ら一人ひとりに白い衣が与えられた。」(11節)
アメリカの5月は卒業シーズン。学校ごとにAcademical Gownの色が違う。上級聖 職者が真紅や紫のガウン、下級聖職者は黒や暗い色のガウンを着ていたのが始まりのようだ。天にあげられた殉教者たちはさらに上行く白いガウン。イエス様を私たちの主である事を信じたものが、主によって義とされた時、白いガウンをいただくことが出来る。まさに『この世』と言う学びの場を卒業した者に相応しい衣だと思った。
「勝利を得るものには、私は隠されているマナを与える。また白い石を与える」(ヨハネの黙示録2:17)
「主のもとに来なさい。主は、人には捨てられたが神に選ばれた、尊いいける石です」 (ペテロの手紙 第一 2:4)
私たちは土。父なる主とイエス様によって愛を注がれて白い石にされる。今は石になる途中。神の国の土台を作る礎石とされるようになりたい。そしてその石は白い石に、 聖なる石とされたい。 12使徒のように天国の門を潜ったときに白い衣を与えらたいと思った。その為には 今から起こる苦難をも主に委ね歩んでいかなければならない、そして一人でも多く、その恵みに導けるよう伝道、宣教と言う種まきが必要だと気付かされた。一人でも多くの友と共に白い衣をイエス様よりいただきたい。 だから私はイエス様の愛を伝えるタネまきをイエス様と共に続けたい。
●祈り:
「しかし人は、神が行うみわざの始まりから終わりまでを見極めることができない。」 (伝道者の書3:11)
天の父なる神様。今日も沢山の事を教えてくださりありがとうございます。 あなたはこの章を通して、備えろ、とおしゃっているのでしょうか? あなたの御心に叶い、携挙された時は白いガウンを着せていただけるよう、どうぞ私を 導き、用いてください。 イエス様のお名前を通して感謝して御前にお下げいたします。アーメン。
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