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2021年5月5日 ディボーション

エズラ記 6章


『神はご自身の計画を成就する為にいろんな人々を遣わされる』


 バビロン捕囚から帰還したイスラエル人による神殿完成に至るまでのことが述べられている。

その完成までにいろんなことがあったけど、神はイスラエルの民をいつも見守っていて下さって多くの助け人を遣わされて神殿完成に導いてくださった。異邦人の王ダレイオスは、クロス王が残してあった巻物に記されていた事を読み兵士たちに勅令をだして、滞っていた神殿の運びの進行を促した。又、預言者達の語るみことばの励ましなどがあった。それらのことは、すべて神からでたことによる神殿復興への道となった。

 イスラエルの民は、自身の罪の為にエルサレムの神殿が崩壊され、バビロンへと捕囚されるという歴史上最大な悲劇の経験をしてきた。神は、彼らが罪の買い取りをやってきたことをしっかりとごらんになられて、罪の深さをお赦しになられ、70年間のバビロン捕囚から解き放された。

 神の民を見捨てていない、深い憐みに満ちた愛である。


 17節で語られている、「全イスラエルのために罪のきょめのささげもの」

 神の宮が完成した時の奉献式にイスラエルの民は覚えて自分自身の悔い改めの礼拝を神にささげた。喜びの中においても神への感謝の気持ちを忘れずに神に礼拝、悔い改めする民の姿が自分自身の神への礼拝の在り方を再度示された。


22節 「主が彼らを喜ばせ、またアッシリアの王の心を彼らに向けて、イスラエルの神である神の宮の工事にあたって、彼らを力ずけるようにされたからである。」 すべては神のみこころによって神殿建設がなしとげられたことである。そして、主が彼らを喜ばせたというところに目がいった。それは、やはり、イスラエルの民が砕かれた、悔いた心をもって多くの人々に助けられて心を一つにして神殿再興に励んだことが神にとって、神ご自身の喜びが彼らを喜ばせることになったのだと思わされた。心から主にハレルヤと叫びたくなる衝動になった。


この6章からある聖句が示された。伝道の書3章11節: 「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。」神のみことばは、今日も明日もこれからも永遠にずっとわたくしたちをいかして

くださっている。


祈り

天の父なる神様、あなたの御名を心から賛美します。

今朝もみことばを示して下さってありがとうございます。あなたのなさることは、すべて時にかなって美しい。そのことをいつも思いながら歩めるように導いてください。

主イエスキリストの御名によってお祈りします。アーメン。

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