エステル記 9章
『悲しみが喜びに』
エステルの命がけの王との交渉によって逆転の人生となったユダヤの民。アダルの月 の十三日に王の命令と法令が実施された。(ユダヤ暦、アダルの月は太陽暦の2~3月頃)
「だれもユダヤ人に抵抗する者はいなかった。彼らへの恐れが、全ての民族に下ったか らからである。」2節。
ここでも神様は密かに働かれる。神だけが人の心を変えることができるのだから。
しかし、ユダヤ人の敵を大量虐殺するのは行き過ぎではないか? イエスの十字架によって私の罪は贖われた。もし可能なら、当時のユダヤ人にもイエス様、父なる神の愛 を伝え、大量虐殺を阻止したかった。 それでは、イエス様の弟子として私たちが出来ることは何か?
「あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるからです。心の清い者は 幸いです。その人たちは神を見るからです。平和を作る者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです。」マタイの福音書4章7~9節。
苦難に遭っても相手に同じ事を復讐するのではなく、何をしているか分からない相手 の為に祈ること。そうイエス様は私たちを諭してくれている。
プリムの祭りは今も毎年行われている。過去の過ちから学び、平和な時代を作るため に何をすべきかリマインドする祭りであってほしい。いや、祭りの時だけでなく、私たちは主とイエス様からの贖い抜きには生きていけない存在である事を毎日心に刻みた い。
●祈り:
天の父なる神様。今日も通読、ディボーションを通してあなたとの対話の時間が持て る事を感謝します。私たちが平和の道具として用いられるよう、どうぞ鍛えてくださ い。困難と言う研磨剤で私たちを磨き整えてくれる神様。あなたの御計画による困難には意味があり、その先にはあなたが用意した祝福が待っている事を私たちは知っています。 どうぞ、これからも私たちの心が折れないように、強め、癒してください。
主、イエス様のお名前を通して御前にお捧げいたします。アーメン。
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