ネヘミヤ記 2章
『神と共に歩む』
●ペルシャに捕囚されていたユダヤ人はBC515年に第二神殿完成させた(ゼルバベル神殿)。建物は再建できましたが、礼拝が確立されていなかったのです。エズラは神殿での礼拝を確立するために第二回目の帰還を果たしました。その時は城壁が壊れたままだったのです。ある学者によると、城壁が壊されたのは、捕囚された時ではなくて神殿を再建した後だったといいます。
その事に気が付いたネヘミヤは安全に礼拝ができるよう城壁の修理のために神さまに祈ってきました。そしてエルサレムの城壁を修理するタイミングがやって来たというのが、この2章です。
ネヘミヤはペルシャのアルタクセルクセス(アルタシャスタ)王に城壁再建のための許可と通行許可書を貰い、先祖の墓のある町、エルサレムに様子を見に行きました。エルサレムの周りには、反対者がたくさんいたのです。王がネヘミヤにエルサレム滞在期間を聞いたのは、ネヘミヤを信頼しており必ず帰って来て欲しかったからです。無事に王の元に帰ることができるようにするために王は許可書をくださいました(なんと素晴らしい神の計画なのでしょうか)。
ネヘミヤはまず、無事にエルサレムに着くことを優先させ、騎兵隊に守られながらエルサレム周辺の様子を見届けて、初めてエルサレム城壁を修理することをエルサレムの人々に告げました。それはユダヤ人の周囲にはたくさんの敵というか妨害工作があったからです。 ネヘミヤは神に祈り、神の計画を全うするために立ち上がったのです。
●お祈り
天のお父様、ネヘミヤの事を通し色々な事を学びます。あなたの計画、神を礼拝するために色々なことを考え、慎重に行っていたことは驚かせられます。私たちもあなたの心を知り、あなたの心を全うさせてください。エレミヤのように困難な問題があっても、あなたを忘れず祈りをさせてください。
神の心、神の愛で心を満たしてください。礼拝させてください。お願いします。イエス・キリストの名によってお祈りします。 アーメン
参考文献
●ゼルバベル神殿 BC515に再建
●律法学者エズラ
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/message-station/Osaka1603_Ezra.pdf
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