エズラ記1章
『神の摂理の深さ ~神さまは、ご自分の民をあきらめていなかった!~』
通読箇所は、再び旧約聖書に戻り、いよいよエズラ記が始まった。この書を1日1日じっくり読めるのは、実に楽しみだ。
1章の始まりから、キュロス王の解放宣言で、この書は始まる。70年の捕囚期を経て、その捕囚に終止符が打たれたのだ。ハレルヤ!
しかし、誰が思ったことだろう?「平安を与える計画、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」(エレミヤ29:11)というエレミヤの預言は聞いていても、まさか将来、外国の王様キュロス王が、このように私たちを解放してくれるとは!!
このペルシアの王様がすべての支配権を握ったその時に、主はこの王様の霊を奮い立たせた、というのだから、神様の摂理は本当に深いなぁ、と思う。
そして同時に、キュロス王のすごさをここに垣間見る。勅令一発!このことばをもって、主の民はエルサレムに帰還したのだから。
そして、主は、エルサレムにある主の宮を再び建てるために、人々(ユダとベニヤミンの一族のかしらたち、祭司たち、レビ人たち)全員の霊を奮い立たせた、とも書いてある。
この時に、キュロス王の霊を奮い立たせ、人々の霊を奮い立たせた神様。そして、ご自身の摂理、計画を実行された神様。
詩篇のみことばを思い出した。
「主よ あなたのみわざは なんと大きいことでしょう。
あなたの御思いは あまりにも深いのです。」詩篇92:5
まだまだ続く、神の歴史。神様と私たちの歴史。同じ神様が今日も生きて働いている事実に、何だかワクワクしてきた。
天のお父様、
あなたのみことばを感謝します。あなたのなさった御業に、御名を崇めます!同じ神様が、今日も生きておられ、私たちもあなたの導かれる歴史の中で、エレミヤが預言した希望のことば(エレミヤ29:11)を受け取り、歩むことができる恵みを感謝します。
主よ、私たちを、あなたの民を導き続けてください。アーメン。
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