ユダの手紙
新約聖書 ユダの手紙
「神の愛のうちに自分自身を保ち、永遠の命に導く、私たちの主イエスキリストのあわれみを待ち望みなさい。」(21節)
「愛する者たち、私たちがともにあづかっている救いについて、私はあなた方に手紙を書こうと心から願っていましたが、聖徒たちにひとたび伝えられた信仰のために戦うよう、あなたがたに勧める手紙を書く必要が生じました。」(3節)
喜びの中にある時に主に違う道を示されたユダ。どんな気持ちだったのだろうか?
そんな日常、現代の私たちの生活でもよく起こる。コロナウイルスのお陰で、様々な計画が頓挫したことと思う。私も京都でお華の修行の予定だったが‥‥もう1年半日本に帰っていない。
ヨハネの手紙の中にも登場するグノーシス主義。いつの世も偽物は登場する。そんな時こそ、私たちは基本に立ち返る必要がある。3節にあるように、私たちは共に救いに預かっている。だから、共に歩む兄弟姉妹と共に道が逸れないように日々精進しなければならないのだと思う。自分だけ本筋を歩めば良いのではない。共に歩まなければならないと主はおしゃっているのだ。様々なバックグラウンドの兄弟姉妹が同じ場所に集う教会。だから皆が同じ温度差で何かに向かっていくのは難しい。しかしそれを放置しておくのではなく、温度差を縮める努力は必要ではないかと語られた。
様々なプロジェクトが示され、この1年半で形となっている。ここまで続けられたのは神様の愛が存在するから。神の愛を日々感じながら、兄弟姉妹と交わることによってさらに主の愛を増し加えるような歩みへと導かれるよう祈りたい。
祈り。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。全てのことにおいて感謝しなさい。これがキリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(テサロニケ人への手紙第一 5章16~18)
天の父なる神様。今日もあなたの大切な教えを学ぶ時間をありがとうございます。あなたが望んでいる事だから、私はそれに従います。その先にあなたのご計画があり、幸せな時が待っているから。その日を夢見て、あなたが準備してくださっている私の御計画を楽しみに待っています。
イエスキリスト様のお名前によって、感謝して御前にお捧げいたします。アーメン
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