歴代誌 第二 35章
『ヨシア王の死』
●前の章とこの章を読むと不思議なのです。何故ヨシア王の死はあっけないものだろうか? という疑問だった。この二つの章を読むとヨシア王は素晴らしい働きをしていたことが明らかだったからです。
私は不思議に思い、何度か聖書を読み返すうちにアレッと思ったのです。それはユダの王として素晴らしい働きをし、ユダの民を神への反省へと導いたのです。しかし、ヨシア王が神に対して祈りの関係やユダの代表として、神から離れたことに対しての執り成しが無いのです。他人事でした。
王は神とユダの人たちの間に立っていたのですが、神と自分との関係が非常に薄かったのです。その結果エジプト王、ネコによって倒されたのです。
その前に、ヨシア王はエジプト王、ネコの率いる軍隊と戦うべきかどうか神に聞くべきでした。 神に聞くことをしないで、自分で判断しエジプト軍と戦い、死んでしまいました。
もう一か所、2歴代誌24章にもヨシア王の事が書かれていますが、祭司エホヤダはヨシアが一人前の王になるようにしっかりと支えていたのです。エホヤダが亡くなった後、祭司の息子、ゼカリヤをヨシア王は邪魔に感じて殺してしまったのです。どんなに素晴らしいしように見えても、神はしっかりと物事を見ておられるのです。
●お祈り
天のお父様、ユダの王ヨシアは素晴らしいことをした王でしたが、それは共に生きた祭司や預言者のお陰でした。見えるところでは素晴らしいように見えました。しかしあなたの助けがなければ私もヨシア王と変わりませんでした。どうかあなたに目を向けて生きていけるようにしてください。あなたとの関係を望んでいます。ぜひお願いします。あなたが私のようなものであっても、深い愛に感謝します。あなたへ単純にお祈りできる私であるように助けて下さい。お願いします。
イエス・キリストの御名によってお祈りします。 アーメン
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