歴代誌 第二 9章
●示されたこと:
主の宮を建て、主から知恵と富を与られ、栄華の絶頂期にあるソロモンをシェバの女王が尋ねるシーンからこの章は始まる。
「なんと幸せな事でしょう。あなたにつく人たちは、なんと幸せな事でしょう。いつもあなたの前に立って、あなたの知恵を聞くことが出来る。このあなたの家来たちは」(7節)で、女王はソロモンに賛辞を述べる。現代を生きる私たちも聖書を通して、当時の方々の知恵を分けてもらえるのは何と幸せなことか。
しかし、新約の時代、このソロモンよりもすごい人がいる、とイエスが宣言する。
「ヨナがニネベの人々のために、しるしとなったように、人の子がこの時代のために、しるしとなるからです。」(ルカの福音書11:30)この子とは他でもない、イエス様。
「からだの明かりは目です。あなたの目が健やかなら全身も明るくなりますが、目が悪いと、体も暗くなります。ですから自分のうちの光が闇にならないように気をつけなさい。」(ルカ11:34-35)ソロモンよりすごいイエス様の御言葉を学び、それによって癒され、必要を与られる恵みに感謝せずにはおられない、
ソロモンは主の宮を建てるのに20年かかったと述べられている。洗礼を受けて、神の子となった私はどうか?25年過ぎたが、まだ心の中の主の宮は完成していない。ルカの福音書でイエス様が述べられたように、栄華を極めて、進むべき道が不透明になった時、この御言葉を心に刻み強く歩んで行きたい。
●祈り:
天の父なる神様。今日も兄弟姉妹を通して多くの事を学ぶ機会を与えてくださり、ありがとうございます。人は、栄華を極めるような順風満帆な時、あなたの教えをすっかり忘れてしまい、道を誤ってしまうことがあります。そんな時にどうぞ、私に語りかけて下さい。道を修正してください。ソロモンが人生の最後まであなたに付き従う者だったら今の時代も変わっていたのでしょうか? 今の時代の中で日々の生活とあなたの御言葉によって「私の福音書」としてあなたに語られる事、こうやってディボーションブログを通して後の人々に残す事が出来る幸いを感謝いたします。主イエスキリスト様のお名前を通して御前にお捧げいたします。アーメン。
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