歴代誌 第二8章
●語られたこと、示されたこと:
ソロモンは、20年かけて主の宮と自分の宮殿を建設した。その他にも自分が建てたいと切に願っていたすべてのものを、彼は建てた。そればかりでなく、ヒラムが返した町々を建て直してそこにイスラエル人を住まわせた。又、ソロモンは、イスラエルの民を自分の労働のための奴隷とはしなかった。なぜなら、彼らは、戦士であり、補佐官の長であり、戦車隊や騎兵隊の長だったからである。ソロモンのイスラエルの民への配慮を示された。
そして、ソロモンはモーセとダビデが神に従った歩みを守りとおした。ソロモンの礼拝を重んじる様子がそこにあらわされていた。
ソロモンの忠実をみて、民も祭司達の組み分けした務めからそれることはなかった。それは、20年間の神の宮建設でソロモンと民の心が一つに繋がったことだと思わされた。
このようにしてソロモンは、神の約束してくださった知恵と知識、又、父ダビデの用意してくれた多くのこと、そして、イスラエルの民のおかげですべての願いを達成できた。
全てのことを思い通りにしてきたソロモンの心は、その豪華絢爛としたものだけに満足して、目に見えるものだけをみて、はたして、かれの心の目はちゃんと開いていただろうか、いや、神への心にふれていったのだろうかと思わされた。
人間(私も含めて)は、 目の前にある誘惑には弱い。 そこを通してある聖書のみことばが示された。マタイ26:41 [誘惑に陥らないように、目を覚まして祈っていなさい。霊は燃えていても肉は弱いのです.]
その誘惑におちいらないようにする為には、しっかりと日々のデイボーションをして聖書のみことばに従って、悔い改めていくことだけだと思わされた。
●祈り:
愛する天の父なる神様、あなたの尊いみなを心からほめたたえます。
今日のみことばを心から感謝します。私もソロモンのように何かを達成した時には
あたかも自分が全てを成し遂げたかのように思わされます。そこには、いつもあなたが
おられたからこそできたということを、そのつど私に示していただけますように助けて下さい。
感謝して主イエスキリストの御名によってお祈りします。アーメン。
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