列王記第二23章
『みことばの力』
律法の書(契約の書)が主の宮で発見された。主の目にかなった王、ヨシヤ王はここにあるみことばに突き動かされて、改革を始めていく。
ここから先は、読んでいて実に気持ちが良い。それまでの黒歴史に刻まれた偶像の数々、主の目に悪と見えるものが次々と一掃されていく様が記されている。
王と民の前で朗読された契約の書のことばによって、神の契約は再びヨシヤ王の治世に呼び覚まされた。この書に記された「過越のいけにえ」は、何とさばきつかさたちがイスラエルをさばいた時代(士師記にある時代)以来、ここに実行されたというのだからすごいことだ。
ここに契約の書、神の律法、みことばがもたらす計り知れない力を思う。みことばによって、王と民は再び整えられ、主に立ち返った。
この八歳で王となった善王ヨシヤについて、25節にこのように記されている。
「ヨシヤのようにモーセのすべての律法にしたがって、心のすべて、たましいのすべて、力のすべてをもって主に立ち返った王は、彼より前にはいなかった。彼の後にも彼のような者は、一人も起こらなかった。」
心のすべて、たましいのすべて、力のすべてをもって主に立ち返るとは、どういうことか、今日一日思い巡らしつつ過ごしたい。
天のお父様、
あなたのみことばを感謝します。あなたのみことばが、ヨシヤの改革を生み出しました。
いつもあなたに立ち返って生きるために、私の心のすべてを、たましいのすべてを、力のすべてを探り、それらをあなたのみことばによって取り扱ってください。
そして、ヨシヤのように、あなたの御心を生きる者とさせてください。アーメン。
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