歴代誌一 12章
『一心不乱の信仰』
●学んだこと:
12章には、ダビデを王とするために決起した人々のリストが挙げられている。時系列で。サウル王に迫害を受けて逃亡していた頃、ペリシテに隠れていた頃、ヘブロンを統治していた頃・・・サムエル記や列王記の記憶がぽつりぽつりと蘇る。
国をあげてダビデ討伐の命令が出されていた最中でさえ、ダビデに味方した民は少なくなかった。国王を裏切るのだから、死刑覚悟、命がけの反逆だ。妻や子に引き留められたかもしれない。
ダビデの神さまにへの献身も一途だが、ダビデに加勢したイスラエルの民の、主に従う姿も一心不乱だ。
この一心不乱ができないのだ。
前に黙示録を読んだ時、黙3:16のみことばにキュンキュンした。
「そのように、あなたは生ぬるく、熱くも冷たくもないので、わたしは口からあなたを吐き出す。」
なんとイマドキなイエスさま! なんとイラッチなイエスさま!
現代人をなんとも見事に喝破している。そして父なる神さま、十字架のイエスさまを信じてはいるけれど、肉の自分もよしとした、生ぬるいクリスチャンの私に対する嘆きだなと、あまりの図星っぷりに、好きなみことばランキング1位に輝いていた。最近は自虐系はあえてランキンさせないようにしているけれど。
つまりダビデやイスラエルの民のように、一心不乱に熱く完全燃焼させるほどの「全き心」(歴一12;38)を持つことが難しいのだ。
ダビデのもとに集まった勇士は何人だったのか、12章で記者は数字も克明に記録している。30万人以上? 情報伝達ツールが何もない時代に、よくぞこれだけ集まったものである。どう考えても人の力ではなく、聖霊さまの働きなくしてはありえない。
だから全き心で主に従えば、神さまはGPS以上になんでもおできになる。私たちの主はなんでもしてくださるという真理が、心の中にじーんと沁みわたる。主は良いお方。
●祈り:
主よ あなたの道を私に教えてください。
私はあなたの真理のうちに歩みます。
私の心を一つにしてください。
御名を恐れるように。
憐み深い神さま、詩編86;11 ダビデの祈りと心一つにして祈ります。
イエスさまのお名前で感謝して祈ります。アーメン
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