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2021年12月1日 ディボーション

詩篇第四巻 91篇


「彼がわたしを呼び求めれば わたしは彼に答える。」(15節)


 この91篇と46篇は神を信じた者の喜びを歌っている。詩篇全体の中で最も高貴なものと言われているらしい。(ちいろば牧師の一日一章。榎本保郎著より)1節から13節まで、作者の信仰告白。そして14節から最後まではそれに対する神の応答が記されている。

「あなたは恐れない。夜襲の恐怖も 昼に飛び来る矢も。暗闇に忍び寄る疫病も 真昼に荒らす滅びをも。」(5~6節)

 コロナウイルスによるパンデミックで2年近く様々な生活の変化を強いられている。そしてまた南アフリカ発の変異株が登場。本当にいつまで続くのか先が見えない。しかしこの作者のように聖霊様が私たちの心に働きかけ、恐れず平安のうちに日々を過ごすことが何よりの幸せである事を日々噛み締める。

 その為には心の栄養である御言葉を食べる必要がある。食事のように一日の中で何度も御言葉に触れることによって私の心は満たされ平安を取り戻す。


 神の恵みはいつも私たちに注がれている。私たちが主が唯一の神である、全能者であると告白し神の教えに聞き従う時、私の心の憂いは主が拭い去って下さる。人間界のさまざまな憂いはチリに等しい問題となる。


 市民権の申請を昨年10月に行ったが、未だ何の連絡もない。スピード違反も犯罪歴も無いのにどうしてか・・・と悩むこともあった。私のようなケースは珍しくないらしい。先日、それも神の計画の一つなのだとニュースを見て確信した。日本が外国籍の人々の入国を禁止したからだ。私には将来日本に戻る必要があるのであろう。その為に主が備えてくださっているのだと信じる事ができる。私の心を整えて平安を与えて下さる主に感謝したい。


 私たちの父なる神は、私たちの困難な時に答えて下さる神。先人達が主と歩む時に救われた事は私の大いなる希望。たとえ現実の日々が暗いニュースばかりでも主の宮にいつか入る事ができる幸いを感謝して今日も歩んで行きたい。

 

祈り

「すべての良い贈り物、またすべての完全な賜物は、上からのものであり、光を造られた父から下って来るのです。父には、移り変わりや、天体の運行によって生じる影のようなものはありません。」(ヤコブ1:17)

天の父なる神様。あなたは私の父です。全てを備えて下さる全能の父なる神です。あなたが私たちの幸せのためにご計画される全ての事を、感謝して受け取ります。

イエスキリストの御名によってお捧げいたします。アーメン。


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