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2021年11月7日 ディボーション

  • hccnichigo
  • 2021年11月7日
  • 読了時間: 3分

詩篇第二巻  67章


「どうか 神が私たちをあわれみ 祝福し 御顔を私たちの上に照り輝やかせてくださいますように。」1節

「あなたの道が地の上で 御救いが すべての国々の間で知られるために。」2節


 作者は冒頭から私たちを祝福して下さいと祈っている。それは、神が私たちを祝福してくださり、私たちの上に照り輝いてくださったら全世界の人々に福音を知らせることができるということである。祝福された私達の神の御顔の照り輝きを通して諸国の民が神を喜び、ほめたたえることである。全世界の諸国の民と共に神の御名をあがめることである。福音の祈りである。


 それではどうすれば私たちが神の御顔の照り輝きをもつことができるのだろうかと自問自答してみた時に示されたことは、私達が神に祝福される者となることである。さらに問い詰めて、どうしたら祝福される者になれるのか、それは、この作者のように大胆に「私達を祝福して下さい。」と祈ることである。ペテロも語っています。

「あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのです。」 第一ペテロ3:9 一部抜粋

 私達は、祝福を受け継ぐために召されたのだから大胆に「私達を祝福して下さい。」と祈っていいのである。そうすることによってイエスキリストの福音が全世界に述べ伝えられるということに繋がっていくのである。


 だが、私自身「神さま、私を祝福して下さい。」って祈ることができるだろうかと問われる。今まで、祝福の祈りはただ他者の為だけのものだと思ってきていただけに、自分の為に「私を祝福して下さい。」という祈りにたいして強い重みを感じてしまうのである。ようするに、その重さは責任、覚悟みたいなものと思える。そこを通してある聖書箇所が示された。第一歴代誌 4章10節、にある有名なヤベツの祈りである。


「ヤベツはイスラエルの神に呼び求めて言った。「私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあってわざわいから遠ざけ、私が痛みを覚えることのないようにしてください。」そこで神は 彼の願ったことをかなえられた。


 ヤベツも詩篇67篇の作者も自分自身に強い覚悟があって、自分自身の祝福を祈ったのでしょう。私達も主の為に強い覚悟をもって、それこそ主にすべてを委ねていけば主はすべてを

祝福への道しるべとなって下さるのである。


7節「神が私たちを祝福してくださり 地の果てのすべての者が 神を恐れますように。」


 この聖句で思わされたことは、作者の他者への思いやりが込められていることだった。つまり全世界の国々の民が、神は偉大なお方であるということを知り認めることができるようにと祈っていることである。ただ自分達の事ばかりでなく、全世界の民のために祈ることである。なぜなら神は全世界の民も同等に祝福されたいのだ。私達の神は祝福の神である。私達も世界中の人々が神を知り、神を褒め称える日が来るようにと祈っていくことである。


いと高きところに 栄光が 神にあるように


地の上に平和が  みこころに


かなう 人々にあるように   讃美歌215番



祈り

ハレルヤ、主の御名を褒めたたえます。あなたは全世界の民を平等に愛されるお方です。

私達も、あなたが愛される全世界の民を自国の民のように愛し、祝福されるように祈っていくことができますように。又、私達自身も大胆に恐れずに「私を祝福して下さい。」と祈ることができますように導いて下さい。感謝して主イエスキリストの御名によってお祈りします。

アーメン


 
 
 

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