詩篇第二巻 46章
「神は われらの避け所 また力。
苦しむとき そこにある強き助け。
それゆえ われらは恐れない。
たとえ地が変わり
山々が揺れ 海のただ中に移るとも。
たとえその水が立ち騒ぎ 泡立っても
その水かさが増し 山々が揺れ動いても。 セラ」 1節~3節
短い46篇であるけど、そこには全き主への信頼が書かれている。自然災害の恐怖、敵からの攻撃される恐怖、戦争の恐怖などが述べられているけど、筆者はそういう時こそ主に信頼し委ねていけば必ず心に平安が得られると語っている。なぜなら、11節で「万軍の主はわれらとともにおられる。ヤコブの神はわれらの砦である。」と述べられているように、苦難の中にいる時、主は私達と共におられる。避け所なる主のもとに飛びこんでいけば主はしっかりと私達をとらえてくださるのだ。私達は、一切の恐怖から万軍の主によって守られているのである。なんと幸いなことでしょうか。
多くの人に引用されている聖句である。それと合わせて思いだされたのがあの有名な
宗教改革者、マルチンルターによって作詞作曲された賛美歌377番の「神はわが砦」である。
4番まである中で私が好きなところは、2番である。
打ち勝つ力は われらには無し
力ある人を 神は立てたもう
その人は主キリスト、万軍の主、
われと共に たたかう主なり。
思わずアーメン、アーメン、アーメンを心の底から高らかに叫びたくなる心境である。
祈り
恵み深き全能なる神様。
あなたが私達とともにいてくださることを感謝します。この世は自然災害、戦争、疫病といろんなことが起こっていますけれども、そのようなことの中にあっても私達は、あなたが私達の避け所として守ってくださっておられることに心から感謝します。私達には敵に打ち勝つ力は
ありませんけれども、あなたが力あるお方、イエスキリストを私達の為に与えて下さって日夜たたかって下さっておられることに感謝します。
感謝して主イエスキリストの御名によってお祈りします。アーメン
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