Ⅱ列王記10章
『10章に長居はしなくて良いですよ』
●学んだこと
「私と一緒にきて、主に対する私の熱心さをみなさい」16節
10章では、イスラエルのエフー王がバアル信仰を撲滅するため、本人曰く「熱心」に、女も子どもも一人残らず殺すという血生臭い宗教革命を行なっていた。
私は、猟奇殺人じみた行為に”熱心”という言葉を使うこと自体がわからない。エフーは主のみことばに、自分の肉の熱心さまで加えてしまったのかとも想ってみたが、なんだかエフーという登場人物に興味が持てない。
バアルの神殿を打ち壊して便所にしてしまうとは、なんて下品な王だと感じてしまうのだ。挙げ句、自分は金の子牛の偶像礼拝をやめなかった。は~~~???
主に熱心に従いつつも、真逆の裏切りをしている自分自身を黙想してみようかな、とも想うのだが、10章の殺戮を読んだ後ではげんなりするばかりだ。
By the way、
「そのころ、主はイスラエルを少しずつ削り始めておられた。」32節
神さまはすでに、別の計画に進んでおられる。いよいよイスラエルが終わりの時を迎えるのだ。だから10章には長居をしなくて良いよ、というサインだと受け取ることにした。
折に触れて霊的同伴をしてくれるチャーチの先輩が何年か前、「強い刺激のデボーションではなく、優しく平安に導いてくれるデボーションがしたい時、カウマン夫人の『潤った園のように』もお勧めよ」と教えてくれた。久しぶりにあの本を開いてみよう。
●祈り
愛する天のお父さま、王国の滅亡の下り坂はけっこうキツいです。けれどそのご計画の全てが新約で成就していくのだと気づく時、神さまの計り知れない、人知を超えた御技を想います。
また、大いなる神さまに安心を覚えます。あとはお任せします! と、幼子のようにダイブできますよう、私を清めてください。聴いてくださってありがとうございます。
イエスさまの御名で感謝して祈ります。アーメン
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