ネヘミヤ記 4章
『軽蔑、侮辱、嘲に屈しない祈りの力』
一生懸命に努力する人の足を引っ張るものはどの時代にもいる。神の守りを意味する城壁。その修復の時にもユダヤ人を嘲った者たちがいた。
嘲る者の言葉に耳を傾けなければ良いだけだが、現実的に嫌でも耳に入り、心が折れてしまうことがある。私も日々の生活の中でそのような状況に何度も立たされて、主に試された。「本当に心から主の為に働くのか?」と
ネヘミヤは肉の思いで行動するのではなく、祈る事で解決を見出す。
「お聞きください、私たちの神よ。私たちは軽蔑されています。彼らの侮辱を彼ら自身の頭上に返し、彼らが捕囚の地でかすめ奪われるようにしてください。」
(4節)
次の聖書箇所が示された。
詩篇 18:2
「主はわが巌、わが砦、わたしを救い主、
身を避けるわが岩、わが神。
わが盾 わが救いの角、わがやぐら。」
信仰によって主の子供とされた私たちがするべきことは、いつでも神を信頼して、祈り、そして全てを委ねることにあるとネヘミヤの行いから示された。とてもシンプルな事だがつい忘れてしまう。イエス様に襟をただされた気がした。そんな私を支えてくださる兄弟姉妹を信仰によって与えて下さった主に感謝せずにはいられない。
●祈り
天の父なる神様。毎日あなたの御言葉を聞いても心弱く挫けることがある私です。力ある神の御言葉にのみ聞き従えるような心にどうぞ強めてください。イエス様のお名前を通して感謝してこの祈りを捧げます。アーメン。
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