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2021年4月1日 ディボーション

hccnichigo

更新日:2021年4月1日

歴代誌第二 十六章


『主の恵みを受ける心とは』


 列王記、歴代誌は同じ歴史の出来事を政治的視点、そして宗教的視点から描写している。そこで共通している事は主がどのような民の姿を求めているかである。

 ユダ王国のアサ王はアラム王ベン・ハダドと和平交渉を結ぶ。(2節)主により頼まず、勝手に他国との同盟を結んだアサに対して預言者ハナニはこう諭した。「あなたはアラムの王により頼み、あなたの神、主により頼みませんでした」(7節)「主はその御目をもって全地を隅々まで見渡し、その心が自分と全く一つになっている人々に御力を現してくださるのです」(9節)

自分の過ちを諭してくれる人はそう沢山いない。なぜなら本当に相手の事を思っているから。自分が嫌われるのを覚悟で助言してくれる。そんな有難い存在、しかしアサは預言者ハナニを牢獄につないでしまう(10節)。それ故か、アサは両足とも病気になった、そして「彼は主を求めず、医者を求めた」(12節)と述べられている。

 私も日々の生活の中で、特に毎日のディボーションの中で神に語られる。時には励まし、時には諭し。その時にあった御言葉をくださる神。『聖書の登場人物達の興味、意図、目的、目標、態度、語る方法を含めて注意する必要がある』とウィットネス・リーは同章、回復訳聖書の注釈で述べている。私たちは御子イエス様の十字架により、罪から赦され御霊の実を結ぶ者へと日々作り変えられている。日本では新年度が始まる。今の生活に慢心せず、日々新しい日のように、主の御言葉に聞き従うものでありたい。

私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、肉の欲望を満たすことは決してありません」(ガラテヤ5:16)

もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。今私が肉において生きているいのちは、私を愛し、私のためにご自分を与えて下さった、神の御子に対する信仰によるのです。」(ガラテヤ2:20)

「主は知恵のある方。わざわいをもたらし、みことばを取り消さない。主は悪を行う者の家と、不法を行う者を助ける者に対して立ち上がる。」(イザヤ31:2)


●祈り

 天の父なる神様。今日も私に語りかけてくださりありがとうございます。あなたの恵みを受けるに値する心にどうぞ作り変えてください。全てにおいて、あなたにより頼み歩みます。

 主イエスキリスト様の御名前によって、御前にお捧げいたします。アーメン。

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