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2020年9月22日ディボーション

旧約聖書:士師記16章

「サムソンとデリラ」


士師記は愛を求めるサムソンの話です。彼の女性との交際歴は深かったのです。まず始めに結婚、次に遊女との交際、次に恋人との恋愛。 

特にこの16章の恋愛関係は凄いです。相手の女性はデリラはお金の誘惑に負けてサムソンの弱さの秘密を知ろうとします。サムソンは以前のことがあるので慎重です。

サムソンはデリラに自分の弱さの秘密を3回も嘘をつき知らせませんでした。

その後もデリラとの交際が続きます。やはりサムソンはデリラを愛していたのです。デリラ曰く「私を愛していると言って、どうして嘘を3回も言うの?」

その結果、サムソンは心の中が辛くなって、自分の弱さの秘密をとうとうデリラにしゃべったのです。それからサムソンはペリシテ人に捕えられ、目をえぐり出され目が見えなくなって投獄されました。この世の愛の結末です。

それで終わると何も無いのですが、サムソンは神さまに祈り、ペリシテ人への復讐をしたいと祈りました。その祈りが聞かれ、サムソンは死ぬと同時に生きていた時よりも多くのペリシテ人を殺したのです。


●教えられたこと

「サムソンとデリラ」のお話しは有名で、何度も映画で取り上げられもしました。これを読むたびに私の心は複雑です。人間の愛を求め続けて生きたサムソンは死んでしまったからです。

ただ、サムソンの事を考えた時に、神の身許、愛の身許へ帰っていたのです。 それ故に悲しむ事はないのです。人はこの世で長く生きたというのが幸せの基準では無く、どのように生きたのかが問われていると思います。

それを著者は、一番残したかった事です。イエス様も33歳の生涯を十字架の死という形で、この地上の生涯を終えられました。

しかしイエス様は私たちの救い主です。死んだだけでは終わらずに、自ら生き返られ聖書の正しい事と神の愛を教えて下さったのです。それ故に私はイエス様が私のお手本です。勿論、サムソンも私のお手本です。


●お祈り

天のお父様、今日もサムソンの事を通し、色々と教えていただきありがとうございます。サムソンのように失敗したように見える人生ですが、彼は悔い改めてあなたの所へ帰ることが出来ました。感謝します。

私も、サムソンが行ったように失敗します。しかし、あなたは無限の愛を持って私たちを待っていてくださいます。

 ありがとうございます。どんなことがあっても、このサムソンのようにあなたの所へ帰って行く勇気を与えて下さい。また勇気が無くなりそうな人にも、イエスさまの愛が続いている事に感謝します。

 この感謝を一人でも多くの人が受け取る事が出来るように助けて下さい。イエス様の御名によってお祈ります。

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