テサロニケ人への手紙 第一 1章 「神に愛されている兄弟たちよ」
語られた事
皆さん、教会に初めて来た時。または初めて聖書の御言葉に触れた時の事を覚えていますか? そしてそれから1ヶ月間の間。あなたはどう変わりましたか?
なんと、テサロニケの教会を作った人々はパウロの滞在した3週間の間に、主イエスの教えを信じて改心したのです。
テサロニケはギリシャ北東部、マケドニア地方で陸路、海路による貿易で栄えていました。特に東洋へ通じるエグナティア街道があり、種々の雑多な人々が住み、多くの民族と宗教が共存していました。ギリシャ古来の神秘主義宗教、皇帝崇拝、ヘレニズムの哲学(個人主義、世界市民主義)など様々な人々の考えがありパウロにとっては「なんと乱れた・・・」と思った事でしょう。
そんな乱れた文化や誘惑が入り混じる地域でどうっやって3週間の滞在の中で人々の心を 捉えたのか? それはパウロたちの『生ける神に仕え、聖なる振る舞いをして、主の来臨を待ち望む姿勢』にあったのです。
4節、5節「神に愛されている兄弟たち。私たちは、あなた方が神に選ばれている事を知っています。私たちの福音は言葉だけでなく、力と精霊と強い確信を伴って、あなた方に届いたからです。」
パウロが実際にテサロニケに伝道に行ったのは一つの神様のご計画。そして、その時既に神様がテサロニケの人々の心に働きかけてくださっていた。
信仰は始まり、土台であり、愛は過程、構造であり、望みは成就、完成です。主の再来の望みの中で信仰と愛によって生き、歩く姿勢は主イエスの教えを知らない人をも魅了する事を学びました。
祈り
天の父なる神様。今日も貴方の身言葉によって励まされました。この学びの時を感謝いたします。テサロニケの会衆のように貴方は私を選んで下さいました。ありがとうございます。テサロニケの人々のように1ヶ月で貴方を信じる事はできませんでした。 今もまだ貴方の教えを学んでいる最中です。しかし、いつかパウロのように貴方を信仰する姿勢によって、新しい兄弟姉妹が共に貴方を崇める日が来る事を切に祈ります。 どうか私を鍛え、用いて下さい。アーメン。
参考文献、聖書入門.com、聖書 キリスト教辞典、www.wordoflife.jp, Wikipedia
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