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2020年8月22日ディボーション

更新日:2020年10月4日

ヨシュア 17章14節~


 ヨセフ族はヨシュアに訴え出る。「あなたはなぜ、私に…」と。リーダーは大変である。くじをもって、相続地を割り当てていても、民の抗議を真っ向に受ける。ヨセフ族は言う。

「あなたはなぜ、私にただ一つのくじによる相続地、ただ一つの割り当て地しか分けてくださらないのですか。これほど数の多い民になるまで、主が私を祝福してくださったのに。」と。

 「隣の芝生は青く見える」という、ことわざがある。主にあって、特別に私に召され、与えられているものは確かにある、と分かっていても、隣を見れば見るほど、他者と自分を比べてしまうのが、人の弱さである。

 リーダーであるヨシュアは、丁寧に彼らを導く。

「あなたが数の多い民であるのなら、森に上って行きなさい。そこでペリジ人やレファイム人の地を切り開くがよい。エフライムの山地はあなたには狭すぎるのだから。」

 彼らに示されているのは、彼らを通して新たに獲得する相続地、新しい開拓地であった。それぞれに賜物と召しが与えられている、ということを、各部族の相続地の割り当てを通して、教えられる。

応答

天のお父様、

私にも、あなたの召しが与えられていることを感謝します。私には「あの人は?」「この人は?」と周囲を見回して、比べてしまう弱さが確かにあります。しかし主よ、あなたは人知を超えて、賜物と召しを一人一人、特別にお与えになるお方です。どうか、その与えられた賜物と召しをあなたの栄光へと帰していくために、あなたに従って歩むことができますように。ヨセフ族にしたように私をも導いてください。アーメン。

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