ヨシュア6章
「エリコの城門」
ここの聖書個所はエリコ城の攻略方法が書かれています。 男にとっては本当に興味深い事ですが大変です。 なにしろ戦争ですから大変です。 細かく色々と書かれていますが、霊的に大事なことを主に取り上げたいと思います。
そうしないと、呪われるかもしれないからです。 誰でも丈夫な砦、お城、自分のテリトリを作りたいと思っていますが、それは人間的に見れば素晴らしいものですが、それは自分を一番強くしようと努力する事にも繋がるのではないでしょうか? そんなものは何時かは崩れ去りますし、無用の長物となります。 エリコの城、万里の長城、安土城、不沈艦などは創世記に人間が作ろうとしたバベルの塔のようなものです。 実際に素晴らしいものを建てたけれど、古くなると運営費、保守費だけでも大変ですし、そうなると一体何の為に作られたのか? 分からない状況になります。
でもそれは一概に悪いとは言えません。 人間の世界では想定外の事が起きて、バベルの塔やエリコの城は壊れてしまいました。 神さまと共に生きるとは、人間が一生懸命努力し、人間中心に生きる事では無いのです。
●教えられたこと
神さまに完全に従うこと、神様から与えられた事に忠実に生きるという事です。 イスラエルの民が行ったのは、6日間エリコ城の周りをまわって、7日目にエリコ城の周りを7回まわって、角笛を吹き、大声で叫ぶという事でした。
そのお蔭で、不落のエリコ城は陥落したのです。 それでは、次もこの戦い方が出来るのかというとノーです。 そのような戦い方を後に行ったということは聖書に書かれていないからです。
守るにしても、攻めるにしても神さまからの言葉をしっかり戴いて、その通りに行動をした結果、エリコの城は陥落したと私は思ってます。
次に信仰生活に対して役に立つものをしっかりと受け取って、信仰生活に役立たないものは捨てる、処分するという心が大事なのです。 そうでないと呪われるからです。 聖書で呪われるというと、本当に強い言葉ですが、信仰的に考えると神さまから私たちが遠ざかり始めるということです。
●お祈り
神さま、ヨシュアの生き方とエリコの城を比べてみても、人に従うよりも神に従う事の大切さを感じずにはおられません。 しかし、現実ではいつも人間的な方法に頼ろうとする自分がいます。 その所からあなたにしっかりと繋がってヨシュアのように生きる心の強さを下さい。 またあなたに従う勇気を下さい。
ありがとうございます。 あなたは真実であり祝福を下さるお方であることを信じます。
松田
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