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2020年7月26日ディボーション

更新日:2020年10月4日

<創世記22章8節>

 アブラハムは答えた。「わが子よ、神ご自身が、全焼のささげ物の羊を供えてくださるのだ。」こうして二人は一緒に進んで行った。


◎語られたこと

 “愛するひとり子イサクをささげよ。”と神に言われ、アブラハムはそのお言葉に従い、イサクと共に山へ登った。しかし、イサクからの捧げものの羊はどこですか?という問いに、8節で「神ご自身が、全焼のささげ物の羊を備えてくださる」と答えたアブラハム。

一瞬、矛盾のようなイサクへの愛ゆえの言い訳のようにも聞こえるこの2人のやりとり。ですがこの8節の返答に、アブラハムの神様への信頼と、わずかに残された希望の光を放っているアブラハムの想いを、感じずにはいられません。

アブラハムにとっても、恐ろしくも悲しい神様からのお言葉。神様がアブラハムに″子孫を星の数ほどに増やす”と約束して下さり、後にやっとの思いで授かったひとり子のイサク。しかし、再びそのイサクを捧げよと言われた神様。そのような想像を絶する葛藤と試練の中でも、主を信頼し、従い続けたアブラハムを支えたものは何だろうか…?

 14節「主の山には備えがある」

「山」とは試練で、「備え」とは主の愛の憐み。



◎お祈り

愛する天の神様。 アブラハムは、神様から与えられた約束も愛するひとり子さえも全て神様に捧げて、従いました。

しかし、主を恐れ、真実である主を信頼して進むとき、主は必ず愛をもって応え、助けを与えてくださるお方であることを信じます。

将来が見えなくて不安なとき、あなたの御心がわからないとき、正直恐さもあります。しかしあなたとの時間をゆっくりと過ごす中で、あなたを信頼し、共に歩んで下さるお方と一緒に、一歩一歩進んでいくことが出来ますように。主の恵みに感謝します。

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