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2020年12月4日ディボーション

Ⅱサムエル記19章31~40節


「美しい出会いと別れ」


 息子アブサロムが亡くなり、ダビデ王は再びエルサレムの王宮へ帰途につく。アブサロムの謀反から逃れるべくして渡ったヨルダン川まで戻って来た。どれほどの期間、王宮を離れて旅をしていたのかは分からない。しかし、その旅路には、たくさんの出会いがあった。


 その中でも、神が与えてくださった出会いで、私自身、非常に心に留まった出会い、それはギルアデ人バルジライとの出会いである。彼は八十歳で非常に裕福な人だった。この彼こそ、ヨルダン川を渡って、疲れ渇いているダビデ王と民に、すぐに生活で必要な寝台や食器(当時は土器)、食料などを用意した一人だ。


 マハナイムでお世話になったこの長老に、ダビデ王は王として、できる限りにことをしてあげたい…そのように思ったのだろう。ダビデ王はこの長老を、エルサレムの王宮での生活に招いた。しかし、この長老は、謙遜かつ丁重に、ダビデ王の招きをお断りし、ヨルダン川を王様とゆっくり歩く。


 その時の長老バルジライのことばが、何とも美しく響く。

36~38節

 このしもべは、王様とともにヨルダン川をほんの少しだけ進んで参りましょう。王様は、そのような報酬を、どうしてこの私に下さらなければならないのでしょう。

 このしもべを帰らせてください。私は自分の町で、父と母の墓の近くで死にたいのです。ご覧ください。ここに、あなたのしもべキムハムがおります。彼が、王様と一緒に渡って参ります。どうか彼に、あなたの良いと思われることをなさってください。


 自分を助けてくれたマハナイムの長老との出会い…そして、別れ。「王様とともにヨルダン川をほんの少しだけ進んで参りましょう。」と言ったバルジライと、ダビデ王はどのようなことを語り、肩を並べて歩いたのだろう。その美しい光景が目に浮かんでくる。


 王は、最後に別れの口づけをして、この長老を祝福して、二人の出会いと別れは完結する。


 主にある出会いと別れ、主が備えておられた出会いと別れ。なんと美しいのだろう。


天のお父様、

あなたは、私たちに出会いと別れを与えてくださっています。私にとってのバルジライのような人を今、思い巡らしています。主よ、あなたが与えてくださる人間関係の全てを感謝します。アーメン。

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