• HCCnichigo

2020年12月3日ディボーション

旧約聖書:2サムエル記18章 

 アブサロムによるクーデターの出来事は、手に汗握るスリリングな展開が続く。数人の部下たちは、ダビデの意向を受けてアブサロム側についたように見せかけ、敵の策を探りダビデに有利なように事を運んでいく。ダビデに情報を伝えるために井戸の中に隠れる様子は、読んでいてドキドキする。

 そして、とうとう決戦の時がやってきた。ダビデ側が大勝利を収めたが、アブサロムは将軍ヨアブに殺されてしまう。ダビデは勝利した喜びよりも、アブサロムを失った悲しみの方が大きかった。

「我が子、アブサロムよ、ああ、私がおまえに代わって死ねばよかったのに」(18:33)

 と、息子の死を嘆いたのだ。

このダビデの嘆きは、兵士たちの士気を大きく挫くことになった。将軍ヨアブの進言がなければどうなっていたことだろうか。(19:6,7)


 ダビデは、正しく子どもたちを治めることはできなかったようだ。彼は戦士であって家庭人ではない。ましてや当時、側女が多くいる時代においては、現代の家庭環境とはかなりの違いがあるだろう。

 しかし、だからと言って父親の子どもに対する役割が変わったわけではない。それは時代が違っても同じである。父親は、神の正義と愛をもって子どもを訓育しなければならない。

 ダビデが、息子アブサロムに謀反を起こされ、そして息子を失うということは、彼のバテ・シェバにおける罪の一つの刈り取りでもある。一つの過ちが、その家族、子どもたちに影響を与えていくことは今も昔も変わらない。

 しかし、それでもなお神はダビデを見捨てることはない。このダビデの末から、救い主が誕生するのである。

語られたこと 


 家庭崩壊ということがもたらす負の影響を見せられた。しかし、それでもなお見捨てにはならない、主の契約の確かさを想う。

祈り


 天の父よ。私たちが、過ちを犯すことのないように守ってください。悪から遠ざけてください。しかし、どんな時でもあなたの真実に信頼して歩んでいくことができますように助け導いてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン

21回の閲覧

最新記事

すべて表示

2020年12月31日ディボーション

旧約聖書:1列王記9章 ソロモン王は、20年を費やして主の宮と王宮を完成させた。主の宮が完成した後、まずしたことが契約の箱を運び入れることであった。契約の箱は、まさに神がここに住まわれることの徴であり、臨在の象徴であった。主の宮とは、この契約の箱を運び入れるために造られたのだ。だから主の宮の奉献式において「主の栄光が主の宮に満ちた」(8:11)のである。そして9章においては、支配地域の整理を行い、

2020年12月30日ディボーション

第一列王記 8章 語られたこと: 主の契約の箱が、イスラエルの長老たち、部族のかしらたちと一族の長たちがソロモンのもとに召集して、幕屋から神殿に運ばれた。ダビデの時は契約の箱を運ぶ時は牛を使って運んだ(第二サムエル記6章6~7節)。運んでいる時に牛がよろめいたために、ウザは神の箱に手を伸ばして、それをつかんだために神の怒りがウザに向かって、その場で打たれた。 ソロモンは、主の契約の箱を運ぶ人達は誰

2020年12月28日ディボーション

旧約聖書 列王記第一6章 『480年目に七年かけて出来た主の宮』 「イスラエル人がエジプトの地を出てから四百八十年目、ソロモンがイスラエルの王となってから四年目のジブの月、すなわち第二の月に、ソロモンは主の家の建築に取りかかった」1節 ●学んだ事、語られた事 1節にサラッと「480年かけて…」と書かれ、そして2節では神殿の長さ60キュビト(1キュビト約50cmにて、約30m)、幅20キュビト(10