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2020年12月26日ディボーション

列王記第一4章


『ソロモン < イエスさまの知恵』


学び:

4:29 「神は、ソロモンに非常に豊かな知恵と英知と、海辺の砂浜のように広い心を与えられた。」

 そんな神さまの恵みを受けてソロモン王は、国を安泰に治めるため政府高官の人事を発表した。

 父ダビデよりはるかに広くなった中近東一帯の領土には、守護大名を置き、年貢を納めるという現実的な政策も行った。

 太平安泰、やっと平和な国が実現した。ソロモンは一層の繁栄に英知を尽くした。

4:34 「彼の知恵のうわさを聞いた世界のすべての王たちのもとから、あらゆる国の人々が、ソロモンの知恵を聞くためにやってきた。」  

 ソロモンが呼んだのではない。ソロモンからあふれる神さまの知恵と英知が人を集めたのだ。宣教のお手本のような聖書箇所だなあ。

 しかし私にはダウト、不服な箇所がある。

4:26 「ソロモンは、戦車用の馬のために馬屋四万、騎兵一万二千を持っていた。」

 平和な世の中であるのになぜ、軍備配備をしなくてはならないのか? 真の和解をしていない、あるいは神さまが与えてくださった平和のどこかを恐れ、疑っているのか? 

 イエスさまならそんなことはしない! 公生涯、丸腰だった。剣や棒で攻め寄られても、応戦することなんてしない。いや、弟子が剣で戦うことをもやめさせた方だ。なにより十字架にかかってくださった。

 新約に生きる私は、ソロモンの知恵に勝る、『イエスさまの知恵』にこそ寄り頼って、平和を実現していきたいと神さまに求めたいです。


祈り:

 神さま、ソロモンに知恵と英知を与えてくださってありがとうございます。おかげで箴言や伝道者の書、雅歌で多くのみことばを聴くことができます。

 神さま、私を新約の時代に生かしてくださってありがとうございます。おかげでイエスさまの知恵と英知を、体験させていただいています。

 武器を持たずに平和を実現することは困難の連続ですが、非力で弱い幼子のように、天のお父さまを信頼してゆだねられますよう、どうかあわれんでください。

 イエスさまの名前で感謝して祈ります。アーメン


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