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2020年12月21日ディボーション

新約聖書 ヘブル人への手紙12章


『ランニングコーチ イエス様』


「私たちも、一切の重荷とまとわりつく罪を捨てて、自分の前に置かれている競争を、忍耐を持って走り続けようではありませんか」(1節)

「すべての訓練は、その時は喜ばしいものではなく、かえって苦しく思われるものですが、後になると、これによって鍛えられた人々に、義と言う平安の実を結ばせます。」(11節)


 1節の競走と言う文字を見て最初に思い出したのは、小学生時代、毎年行われたマラソン大会だった。死ぬほど嫌いだった。なぜなら、当時の私は体が弱く、持久力がなく、マラソンどころか短距離走すらしんどい状況だった。

 今、私はまだ人生と言うマラソンを走っている最中なんだ、とこの箇所を読んで思った。どうりで息切れもする。泣き言も言う。訓練の最中だから11節にあるように、嬉しい練習ばかりじゃない。むしろつい最近まで毎晩泣いていた。「もう一人では無理です」と人生というマラソン大会拒否のSOSを叫んでいた。

 しかしそんな時に父なる神様、そしてイエス様はきちんと手を差し伸べて、どの道に進むべきか示してくださる。さまざまな問題があって、全ての問題において道がわかった訳ではない。でもイエス様がいつも一緒に走っていてくださるのだと感じられるような恵みが与えられた。

 「あなた方が神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは、忍耐です」(ヘブルへの手紙10:36)。走るだけでも私はしんどいのだから、余計な重荷は捨ててイエス様と共に人生というマラソンを天国のゴールまで走り続けたい。


 祈り

 天の父なる神様。今日も御言葉を持って、私を励まし、強めて下さりありがとうございます。貴方が与えてくださる御言葉を通して、私は日々、鍛えられています。挫けそうになる弱い心の私を、どうぞ隣で走るランニングコーチのように導いて下さい。天国のゴールまで、神様の計画の中で走り続けたいです。このお祈り主イエス様のお名前を通し御前に捧げます。アーメン

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