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2020年11月15日ディボーション

新約聖書 ピレモンへの手紙

「パウロからの手紙、ピレモンとオネシモの和解のために」


16節「もはや奴隷としてではなく、奴隷以上の者、愛する兄弟としてです。特に私にとって愛する兄弟ですが、あなたにとっては、肉においても主であっても、なおのことそうではありませんか。」


●学んだこと。

 会社のお金を持ち逃げして忽然と消えた社員がいたら社長はどうするだろう? そして、彼がまた社長の前に現れた。さあ、そんな時あなたならどうしますか? パウロからの手紙はそんな状況にあるピレモンへ送った和解交渉の手紙のようだ。短い手紙だがとっても奥が深い。

 現在のトルコの西に位置する場所にコロサイと言う街でピレモンは商売で栄えており、自宅で家庭集会を開いているような信徒。パウロの信頼する友(7節)、そんな彼ではあるが、その当時では当たり前のように終身奴隷を沢山抱えていた。そのうちの一人オネシモ(役に立つ者、と言う意味の名前)。彼は現在で言うと資金強奪、脱走の罪で投獄されていた。

 そんな時にラッキーな事にオネシモは牢獄でパウロ先生に出会った。(10節)まさに、十字架に共にかけられていたイエス様の隣にいた犯罪人のようだ。(ルカ23:40~42)

 パウロ先生は、ピレモンへ「オネシモは役に立つものになって、私と同じような心になったからまた面倒を見てくれないか?」(11~12節)と言うような手紙を書いている。16節でパウロが語ったように、イエス様の十字架、神様の愛の恵みによって私たちは生まれ変わり、皆平等の世界に生きている。パウロ先生はピレモンにもそれを分かってほしかった。だからあえてオネシモを彼の元に送り返すと共に、「多分、分かっていると思うけど念のために確認するよ」と言うような16節に続く。

 面白いのはパウロ先生、ピレモンに本音を言っているという点。「オネシモの負債は私が肩代わりするよ。でも君はもっと僕に対して負債があるよね」(18~19節)。この負債はお金ではく、肉の人としての罪の負債について触れている。なんせキリスト教を信じているのに、終身奴隷をまだ囲っていたのだから。パウロ先生、実は「奴隷制度はやめて社員としてきちんと雇用契約を結んだら?パワーハラスメントはもう終わりにしようよ」と言いたかったのではないだろうか? あくまで自分で気がついて欲しかったパウロ先生だったのではないでしょうか? タイムマシーンがあったら先生に聞いてみたい。


●祈り

 天の父なる神様。今日も貴方の御言葉から沢山の事を学びました。貴方の前にあって、皆平等です。年齢、性別などは関係ありません。貴方の愛のもとに皆、平等です。過ちを犯しても、改心して社会に戻る人々にパウロ先生やピレモンのように寛大な心で受け入れる心を与えて下さい。

 間違ってもやり直せる。それは貴方が教えてくれたから。

 私もオネシモのように救われました。それを知らない日本人が沢山います。そんな人々にパウロ先生のように述べ伝えていきたいです。これからもどうぞ私を導いて下さい。アーメン。

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