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Tropical Leaves

HCCディボーションブログ

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「神は われらの避け所 また力。苦しむとき そこにある強き助け。それゆえ、われらは恐れない。たとえ地が変わり 山々が揺れ 海のただ中に移るとも。たとえその水が立ち騒ぎ 泡立ってもその水かさが増し 山々が揺れ動いても。 川がある。 その豊かな流れは 神の都を喜ばせる。いと高き方のおられる その聖なる所を。神のそのただ中におられ その都は揺るがない。神は朝明けまでに これを助けられる。国々は立ち騒ぎ 諸方の王国は揺らぐ。 神が御声を発せられると 地は溶ける。万軍の主はわれらとともにおられる。ヤコブの神はわれらの砦である。来て 見よ。主のみわざを。主は地で恐るべきことをなされた。主は 地の果てまでも戦いをやめさせる。弓をへし折り 槍を断ち切り 戦車を火で焼かれる。「やめよ。知れ。わたしこそ神。わたしは国々の間であがめられ 地の上であがめられる。」 万軍の主はわれらとともにおられる。ヤコブの神はわれらの砦である。」


 この歌は、困難や試練の中でも神の臨在と守りは確かな者であることを力強く語っています。神は「避け所」であり、「力」であり、「助け」です。世の中は混乱していて、不安に満ちていますが、主により頼む者には主の平安が与えられます。神の力と支配は揺るがないからです。万軍の主が私たちとともにおられます。それは堅固なる砦です。主の力と助けをいただいて、今日も歩んでまいりたいと思います。


祈り:愛する天のお父さま。全地を支配しておられるあなたが、私のような者とともにいてくださり、守ってくださっていることを本当に感謝いたします。あなたにこの身をお委ねすることで、私はいろいろな事に対して耐えることができるようになりました。ありがとうございます。これらかもみことばを通して語ってください。主イエス・キリストの御名によって感謝して祈ります。アーメン。


 

 詩篇45篇の冒頭で、

「指揮者のために、「ゆりの花」の調べにのせて。コラ人による。マスキール。愛の歌。」と記されている。ここでいう「ゆりの花」は、私たちが思っているあの白い、強いにおいを放つ花とはちがいます。へブル語の「シューシャーン」という赤い花で春から夏にかけて咲くアネモネという花で、「ゆりの花」は、花婿の愛すべき人、キリストの花嫁の象徴だと言われています。ちなみに白いゆりの花言葉は「純潔、無垢」と言われていて、結婚式のブーケによく使われています。


 詩篇45篇は「詩篇における雅歌」として、「花婿と花嫁の愛の歌」と言われています。王の結婚式で歌われたものです。ここで心に留まったのが、10節で花婿が花嫁に二つのことを勧めたことです。


「娘よ聞け。心して耳を傾けよ。あなたの民とあなたの父の家を忘れよ。」10節


 つまり、一つは王である自分のことばに耳を傾けること。もう一つは、今までの父の家の古い生活を忘れて新しい生活にはいるようにという勧めです。その結果、花嫁は幸せに宮殿に住むようになります。このことは、私たちクリスチャンとイエス・キリストのことを語っていることが示されました。花婿がイエス・キリストで私たちクリスチャンが花嫁です。イエス・キリストの花嫁になるには、聖書を読み主の声に聴き従い、古い自分の過去を忘れることだと言う事です。このことを守っていったら私たちもきっと幸せな日々を送っていくことができると思います。


 天の父なる神さま。御名をほめたたえます。私たちクリスチャンがイエス・キリストの花嫁として決して離れることがありませんように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


 

「それなのに、あなたは私たちを退け、卑しめられました。あなたはもはや、私たちの軍勢と共に出陣なさいません。あなたは私たちを敵から退かせ、私たちを憎む者どもは思うままに略奪しました。」(9、10)


 1節~8節で、先祖を救い勝利を与えてくださった神への信頼を告白し、今もただ主の恵みによって救われ敵に勝利したことを歌います。

 しかし、9節からは「それなのに」と、現状への嘆きが歌われます。「それなのに、なぜ?」この問いは、今の私たちの問いでもあります。


 神の真実、恵み深きこと、そして神の愛、私たちはよく知っています。「それなのに、なぜ?」と言いたくなる出来事が起こります。人生は、不条理なこと、矛盾なことで一杯です。


 しかし詩人は歌います。「しかし、私たちはあなたを忘れず、あなたの契約を無にしませんでした。私たちの心はたじろがず、私たちの歩みはあなたの道からそれませんでした。」(17,18)

 この詩人は「それなのに、なぜ?」と問うことから、「それでもなお」という信仰へと導かれました。

 

 そして神に訴えるのです。「起きてください。主よ、なぜ眠っておられるのですか。目を覚ましてください。いつまでも拒まないでください。」(23)

 42篇、43篇、そして44篇と、不条理の中で、それでもなお神に叫び求める姿が描かれています。

 そして、この叫びに神は必ずこたえてくださり、神の勝利と満たしを与えてくださるのです。


 天の父なる神さま

 人生の不条理、矛盾の中で、私たちはそれでもなお主よあなたに叫び求めます。私たちの信仰をあなたに向けさせてください。あなたから目をそらすことがありませんように。ただ主の御顔の輝きを求めていきます。どうぞ聖霊なる神が、私たちを励まし、導いてください。

 主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン

文:関真士


 
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