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Tropical Leaves

HCCディボーションブログ

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「まことに 人の憤りまでもがあなたをたたえ

 あなたは あふれ出た憤りを身に帯びられます。」10節


 上の10節の御言葉に目が留まりました。解釈によると、神に抵抗する人間の憤りも、結局は神の栄光を現すものとして用いられてしまうという主題は、聖書全体に流れているものです。悪の力をみずからの栄光のために用いて、そこからシャローム(平和)を引き出すことは、神が歴史の中でいつも行ってきた仕業です。


 神の栄光を現すものは、聖書全体に流れていますが私たちの周りでも起こっていることを経験することがあります。私たちの祈りの中で、何か事を成し遂げる時には必ず「~の中であなたの栄光を現すことができますように。」と祈ります。私たちがすべてのことにおいて祈るのは、主の栄光を現せるようにということが主題となると思います。神さまは、神に対抗する人間の憤りもご自身の栄光を現す者と用いられるように、私たちクリスチャンも神さまのために栄光を現せるように用いられていくことではないでしょうか。いつも牧師が語られる、隣人を愛すること。その隣人愛の中に神の栄光が現れていくものだと思います。


 さらに、「あなたは あふれ出た憤りを身に帯びられます。」の御言葉は、神の怒りを免れて生き残った者たち(神によって勝利した者たち)を、神はその腰帯とするであろうということです。つまり、神がご自身の腰帯とする人々は、身体を取り巻く腰帯と同様に、神のまわりに集う者、神と密接に結びつけられた者という意味であると解釈されています。神と密接に結びつけられたお方は、やはりイエス様です。イエス様こそが神の腰帯です。私たちも神の腰帯になりたいと思わされるところです。



 天の父よ、あなたは威厳あるお方です。いつもあなたの栄光を現すことができますように、どうぞ私たちを用いてください。そして、私たちをあなたの腰帯になれますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


 

「あなたの御名は近くにあり あなたの奇しいみわざが 語り告げられています。」(1)


 いつでもどんなときにも、神様のすばらしさを思いめぐらせることは素晴らしいと思います。神様がどんなお方か、また神様が下さった恵みを思いめぐらすとき、不安定な状況に置かれていても、平安と希望をいただくことができます。


 今までどんな風に神様は自分に関わってきてくださったか、それを私はすぐ忘れるのですが、思い出して書き留めておいたものを読み返すと、また希望や勇気が湧いてきます。どなたかのお証を聞かせていただくことも大好きです。それは本当に恵みです。


 これまでの人生、どれほど神様が私を守り、支えて下さっていたのかわからない。自分の気づかないところでさえも、神様は満たして下さっていたことを思う。今まで当たり前と思っていたことも、当たり前のことなんて何もないことに気づかされる。努力すれば思いがかなうわけではない。心配してあれこれ自分の最善を成したところで、希望通りの結果が得られるわけでもない。でも、今まで何も考えずに好き勝手していても、当然のように与えらえていた恵みもどれほどあるか分からない。無くして初めて気づく恵みもある。今私は幸せだ。神様に子として愛され、大事にされ、育まれている。神様、私の祈りはいつ聞かれるんですか?というものもあるが、それにもきっと意味があるのだろう。怒りに燃えて、神様に訴えることもある。すぐにはお返事くださらなくても、ほどなくして、神様は何かしら答えて下さり、違った視点を与えて下さる。


 神様は本当に近くにいて、私を導いてくださっている。すべては神様からの愛のプレゼントであることを思う。


天のお父様、今日も大いなる神様に守られ生かされていることをありがとうございます。それにも関わらず、目の前の出来事に右往左往している私の心を強め、あなたから目を離すことがないように助けて下さい。もっともっとあなたの御力、御愛に目が開かれていきますように。そして、与えられた一日をただただ感謝と喜びで過ごすことができますように。

 イエス様の御名によってお祈りいたします。アーメン


 

「神よ なぜ いつまでも拒み 御怒りをあなたの牧場の羊に燃やされるのですか。どうか思い起こしてください。昔 あなたが買い取られ ゆずりの民として贖われた あなたの会衆を。あなたの住まいであるシオンの山を。あなたの足を 永遠の廃墟に踏み入れてください。」(1‐3)


「神は 昔から私の王 この地において 救いのみわざを行う方。」(12)


「昼はあなたのもの 夜もあなたのもの。あなたは月と太陽を備えられました。あなたは 地のすべての境を定め 夏と冬を造られました。」(16‐17)


「主よ どうか 心に留めてください。」(18)


「あなたの悩む者たちのいのちを 永久に忘れないでください。どうか 契約に目を留めてください。地の暗い所は 暴虐の巣ですから。虐げられる者が 辱めを受けて帰されることがなく 苦しむ者 貧しい者が 御名をほめたたえますように。神よ 立ち上がり ご自分の言い分を立ててください。愚か者が休みなくあなたをそしっていることを。心に留めてください。忘れないでください。あなたに敵対する者の声が あなたに向かい立つ者どもが 絶えず上げる叫びを。」(19‐23)


 ソロモンが建てた神殿は、バビロン軍によってことごとく滅ぼされました。それを目の当たりにした作者はその様子を「永遠の廃墟」と表現しました。当時のユダヤ人にとって神殿は礼拝をささげるための神聖な場所であり、民族性を表す象徴でもあったと言います。それが崩壊したということは、生きる意味を失くしたのと同じことでした。しかし、そのような絶望の中でも、民は神の約束を信じて、主の介入を待ち望みます。主のゆずりの民とされたイスラエルの民と同様に、私たちも今や、イエス・キリストにあってその枝に連なる者とされました。その最たる祝福とは、神の御前にて祈ることが出来ること、更には、その祈りを神が聞いてくださるということではないでしょうか。



祈り:愛する天のお父さま。私のような罪深い者が、キリストの血によってきよい者とされ、主の御前にて祈りをささげる特権に与りましたことを感謝いたします。絶えず祈ることの大切さを学びます。どのようなことも正直に御前に告白して、苦しみや悲しみが喜びに変えられていきますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

文:アイゾン直子


 
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