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2021年1月15日

2021年1月15日ディボーション

列王記第二2章  

『神様の時の中で…』

 気が気ではない。この章で、エリヤは天に上げられてしまうのだ。それは、この地上の生涯を去ることを意味する。

 エリヤもエリシャも、この神の時を知り、どこか落ち着かない。敬愛するエリヤと少しでも長く一緒にいたいエリシャの心が見事なまで描写されている。
 

 ベテルの預言者たちもエリコの預言者たちも彼に言う。

「今日、主があなたの主人をあなたから取り上げられることを知っていますか。」

 エリシャは答える。

「私も知っていますが、黙っていてください。」

 気が気ではない。

 一方のエリヤもその日を知って、何度も移動を繰り返しては、その都度、エリシャに言う。

「ここにとどまっていなさい。」

 たくさんの思いが詰まって発せられた、意味深いことばだ。

 しかし、どうしてもエリヤから離れることのできないエリシャとの二人の間を、ついに火の戦車と火の馬がエリヤを迎えるようにして現れる。そして、エリヤは竜巻に乗って天に凱旋していったのだ。

 偉大な神の人エリヤが目の前からいなくなり、一人になってしまったエリシャ。しかし彼はその後、エリヤの約束通り、エリヤの神が、私の神として生きておられることを知り、「エリヤの後継者」という召命を歩み出す。

天のお父様、

あなたは、とこしえに私の神です。神の時は、私には分かりません。ですから、気が気ではない気持ちが、私にも分かります。

しかし、主よ、あなたは私の思いを超えて、計画と召命を与えてくださるお方であることを、今日教えてくださり、感謝します。

とこしえからとこしえまで、あなたのうちを歩ませてください。アーメン。

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